幽遊白書Netflix実写化の評価は?原作アニメファンが解説!

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2023年12月14日よりNetflixで実写化が配信開始されました。配信開始されてすぐX(旧Twitter)でトレンド入りを果たすなど、既に人気ぶりがうかがえます。

また、漫画では1990年アニメは1992年に放送されていたことから、そのファンを中心に見ることを想定されているのか、16禁として配信されています。実際予告編でも結構グロテスクなシーンが多い予感はしていましたが、本編はよりグロテスクな要素も多いため、お子さんとご覧になる場合は先に内容をチェックし、見ていいか判断してもらった方が良いと思います。

今回は、そんな実写化幽遊白書を見たので、第1話原作との比較や見どころなど解説していきたいと思います。原作にはない部分は、原作アニメファンからもネタバレになってしまうこともあるかもしれないので、見ていない方は先にNetflixで視聴されてから見て頂ければと思います。

原作との比較

幽助登場シーン

原作でも幽助が轢かれて霊体になった状態で話が始まります。実写版でもそこは変わりないのですが、なにやら奥で倒れているトラックが原作とは違います。
原作では、よそ見したカップルに轢かれかけた子供を助けたことで死んでしまうのですが、とても大事故が起きた感じになっています。

また、血だらけの幽助が結構グロテスクで、除細動器をかけるシーンもリアルで、結構コミカルに描かれていた原作にはない実写ならではのリアル感でした。

その日の振り返り

ここはほぼ変わりありませんが、幽助が明確に不良からいじめられっ子を救っていて、原作より明らかに善人のような風貌です。
また、竹中先生が出てきません。原作のように霊界の任務を少しずつこなしていくという尺がないために登場させなかったのでしょう。この辺りのシーンは決められた尺の中では必要ないため必要な改変であったと考えられます。

桑原登場

桑原は原作と変わりないですが、めちゃくちゃイケメンです。また、やはり原作より善人よりに描かれているような気がします。原作でも盗みはしたことがなく、猫を人質?に取られると敵の言いなりにはなっていましたが、いじめられっ子を見てすぐ助けるようなキャラではないような気がします。ここは竹中先生の代わりをしていて、ほんとに不良か?と思ってしまいました。

幽助復活

原作では徳を貯めて卵を育てるといったストーリーが結構長くありましたが全カット!先の展開をたくさん見たい筆者からすると良い改変ですが、このカットされた話が好きだった方はもう二度と出ることはないので悲しいかもしれません。ですが、アニメ化もされている身体に生気が宿ったシーンと、火の中から螢子幽助の身体を助けるシーンはありました。この助けるシーンでまさかの幽助復活でしたが
ここら辺の話を省略したのは実際仕方ないと思いますし、ここを長々としていたら原作ファン以外いなくなってしまうため良い改変ではないかと思います。

魔回虫が強すぎる

幽助が轢かれたのは車ではなくトラックでした。さらにそのトラック運転手魔回虫に支配されていて町中を暴走していました。原作では幽助の打ちどころが悪く身体は無事だが死んでいるという状態だったのに対し、トラックにもろに下敷きになる形で轢かれ、ボロボロになっていしまいました。運転手がどうなったかわかりませんが、おそらくその後魔回虫が飛び出しているので無事であると祈るしかないです。
また、その後にいじめられっ子の桐野が、追い詰められた際に魔回虫に支配されますが、人間では歯が立たず、幽助も大ピンチになるほど超強かったです。このアクションシーンは周りの物を巻き込みながらの戦闘シーンで手に汗握る最高のシーンでしたが、魔回虫が入っただけの一般人が強すぎてさすがに驚きました。
また、この桐野が魔物化する途中まで行ったのですが、結構グロテスクな見た目をしており、本当にこれがジャンプ漫画の実写化か?と思わせるような描写でした。

原作での魔回虫は、朱雀というキャラが虫笛を使い魔回虫に支配された人間を操り、螢子ボタンを追い詰めていました。
確かに普通の人間では考えらえれない力を使っていましたが、幽助たちが戦っていたわけではないので戦闘力はどのくらいか判断はしにくいです。また、原作での魔回虫登場時点で既に霊力のコントロールが出来ているので、実写化のように復活即戦闘ではないので圧勝しているかもしれません。

飛影蔵馬剛鬼登場

コエンマ霊界三大秘宝を強奪犯に狙われていることを知りつつ放置し、その強奪犯を倒して飛影蔵馬剛鬼は三大秘宝を盗み出すことに成功します。
原作では三大秘宝が盗まれることを事前に知ることは出来ていないようなので、対策は打てなくて当然ですが、なぜ強奪犯が来ることがわかっていて放置し、さらにその秘宝が三人に盗まれた後も逃げられるようなことになっているのか、この辺りは少し雑な気がします。

しかし、アクションシーンは圧巻で、本郷奏多志尊淳ファンは大興奮のシーンになっていると思われます。

細かい変更点

魔界の穴が既に開いています。この展開はびっくりしましたが、あんなに大きな穴が開いているのに第1話でそれに興味を持っているのは左京だけと言っていたので、それは明らかにおかしいと感じてしまいました。

コエンマが常に青年Verです。これは実写化なので仕方ないと思いますが、その状態でおしゃぶりを付けているのが少し面白いです。コエンマのトレードマークですし仕方ないですかね。

幽助霊界の卵を育てていません。実写化でどうなるかと思っていましたが、プー助は登場しないのでしょうか。終盤までほとんど癒しキャラでしかありませんでしたが、終盤は結構重要な役割を果たしていて、中盤では霊力のバリアを貼ったり、幽助の危機を察知したりと活躍していましたが、まぁ実写化となると一人だけCGになってしまい、違和感しかないので仕方ないかもしれません。今後登場することを祈っています。

実写化の評価

筆者の幽遊白書の実写化の評価ですが、とても素晴らしいと感じました。Netflixでは前にワンピースの実写化も行われましたが、あれはハリウッドの規模でしたのであの素晴らしい出来になっていると思っていましたが、今作の幽遊白書もとても原作ファン想いであると感じました。

原作から改変している部分は多いですが、これは幽遊白書を読んだことがない方でも知っている霊ガン戦闘シーンを多く実写化したいという制作スタッフたちのやる気の表れと前向きに捉えています。
また、第1話を見るだけでわかる戦闘シーンの気合の入れようを見ると、これから始まる戸愚呂弟との対戦などが楽しみで仕方ありません。

まとめ

ひと昔前までは、アニメの実写化は失敗ばかりであまり期待されていませんでしたが、るろうに剣心キングダムワンピースなどの実写化は大成功と言えるクオリティになっており、これからアニメが実写化されるとなっても、原作やアニメファンも期待して制作を待つことが出来ると思います。

日本人キャストばかり使用してこの出来栄えの実写化が出来ることが証明されたため、今作の続編や、これから放送が決定しているゴールデンカムイなども期待できますね。

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