上記のブログで、情報商材に騙されない方法を教えてもらったけど、そもそも情報商材屋ってどんな人たちなの?
情報商材屋と一口に言ってもいろんな人たちがいるんだよ。販売やSNSの知識(教育)、語学の習得方法、株の投資に関するものなど。
いろいろなものがあるけど、基本的な売り方は一緒だから、この記事の手段を用いている人は要注意だよ!
ぶーたんが言うように、情報商材屋は色々な方がいます。その人たちが色々な分野でお金を稼ぐ手段を考えています。
誤解のないように言うと、お金を稼ぐために知識を公開することは、間違った稼ぎ方ではありません。実際たくさんの知識人が本を出版したり、企業がセミナーを開催していて、その受講生の中には受けることで成果を出す人も多くいます。
しかし、SNSが発達した現在、無料で得られる情報はとても多く、その中で誰でも検索したら出てくるような薄い知識を有料で公開している人も散見します。
調べることが困難な方が、それらを購入することで新しい知識を付けることが出来るという一面はありますが、その知識を使って多くのお金を稼ぐことは現実的ではありません。
今回の記事では、そんなほぼ詐欺商品を掴まされないように、彼らの販売方法とその手法について公開していきたいと思います。
情報商材屋とは
定義的に説明すると、「特に価値の低い、もしくは役に立たない情報を、その商品の価格にふさわしくない高い金額で販売することで利益を得る人々」のことを言います。
情報商材の歴史
情報商材屋は、印刷技術が発展した18世紀、19世紀から始まっていました。初期は書籍などによる教育本や自己啓発本を出版することでした。
20世紀に入ると、メディアが発達してきたことに伴い、郵便での広告パンフレットの投函や電話営業、無料セミナーでの販売、テレビラジオCMなどで個々の消費者にアピールすることで、製品の信頼性を高めていきました。
1990年代後半から2000年代にかけてのデジタル時代では、インターネットの普及により、電子書籍やオンラインコースなどにより、情報商材の販売はより迅速になり、消費者に直接アプローチできるようになりました。
そしてSNS時代現在では、SNSを利用することで特定のターゲット層に効率的にリーチすることができ、購入を促すことができるようになりました。そしてこの現代になって、情報の取捨選択が自由になったことで、ようやく情報の価値に疑問を持つ人が増え、詐欺的な商材が問題視されるようになりました。
現在の情報商材屋
現在情報商材屋の販売種類は多岐にわたりますが、一般的に行われているカテゴリについて解説します。
高額で購入したとしても価値を実現できないものが多くありますので、購入する場合は内容を慎重に検討することが重要です。
投資関連商材
株式やFX、暗号資産など、高いリターンを約束する投資法やソフトウェアを提供する商材です。
市場分析ツールやトレード戦略、セミナーやオンラインコースなどに勧誘されることが多いです。
ビジネスオポチュニティー商材
在宅でできる副業などを、特定のビジネスモデルで成功する方法を指導する商材です。これらは、高収入を得るための「秘密のテクニック」や「確実な方法」などと謡って人をひきつけます。
マーケティングと広告の商材
デジタルマーケティング、SEO技術など、企業や個人が多くの人に見てもらえるようにするための方法を提供する商材です。これらは、成功談などを多く出すことで商材の効果を説明しています。
自己啓発やライフスタイル商材
人生を豊かにするための指導や、健康や幸福を向上させる方法などを提供する商材です。これには、メンタルヘルス、ダイエット、モテる秘訣、語学習得など様々な種類があります。
ソフトウェアやアプリケーション
特定の業務を効率化するソフトウェアや、ユーザーの生活をサポートするアプリなどのデジタルツールを販売する商材です。これらは独自の有用性をアピールし、高額で取引させるものが多いです。
情報商材の紹介
情報商材を実際に購入してレビューすることで、その有用性をアピールすることで、紹介元の信頼性を高め購入を促すことです。X(旧Twitter)で多く見られる行為で、他人の評価は結局他人の評価であって、自分に合うかどうかしっかり吟味することが重要です。
情報商材屋の販売方法
情報商材は、多くの販売方法が存在し、細かく解説するとほぼ無限の方法が存在すると考えられます。
下記に説明するのは一般的な方法であって、一概にこれがすべてとは言えませんが、この方法を使う手段で販売している人がいれば、ほぼ詐欺師である可能性が高いので、過去の商品やその商品を購入した人の行動を確認し、同業者であるかなどの見極めが必要です。
X(旧Twitter)やインスタなどのSNSを通じて販売
特定の興味を持つユーザーグループをターゲットにした広告を展開し、効率的に潜在顧客にアプローチします。
また、インフルエンサーと提携し推奨してもらうことで商品の信頼性を高めます。
興味を引く記事や動画を作成し、無料で提供したのち、そのコンテンツ内で商品を紹介することで自然に商品への興味を持たせます。
限定性の強調
消費者の購買意欲を刺激することで、精神的なプレッシャーをかけることでより多くの売り上げを生み出す目的があります。
具体的には、
- 時間制限を設けて、「今日まで!二時間だけ!」と煽り圧力をかける方法。
- 数量限定で「残りわずか!先着10名限り!」と、供給が限られていると認識させ、急いで購入させようとする方法
- 特別版や限定版を発売し、それを希少価値が高いと認識させるように演出する方法
- 一回限りのイベントやセールを開催して、通常では手に入らないと煽ることで購買欲を促進させます。
- LINEやメルマガなどに案内して、独占的な感覚を提供し、会員限定でないと得られない利益とすることで、ロイヤリティを高めます。
偽証言やフェイクの成功事例の使用
商品の信頼性や有効性を誤って高く見せるために用いられる手法です。誇大広告または詐欺的な行為とみなされることもありますが、手法が高度になっているため見抜きにくくなっています。
具体的には、
- 顧客レビューを、実際には存在しない顧客からの好意的なフィードバックを広告に表示することで、商品の評価が高いように操作します。
- 架空の成功事例を紹介するために、非存在の人物や企業の成功事例を作り出して広告材料に利用します。
- ビフォーアフターを捏造し、商品の効果が非常に劇的であるかのように見せかけます。
- 俳優や有名人を雇用し、成功した顧客を演じさせることがあります。
- 存在しない賞や認証を関連付けて、商品の信頼性を誤認させます。
無料セミナーからの販売への誘導
無料セミナーなどから販売へ誘導する手法は、参加者を集めやすいという利点を活用しつつ、最終的には高額なサービスを販売する戦略です。
参加費が無料であるため多くの人を引き付け、様々な手段で購入まで誘導します。
具体的には、
- 魅力的なテーマやタイトルで宣伝されることが多いです。例は「一夜で成功する方法」「収入を倍増させる秘訣」などです。
- 導入部で実際に役立つ情報や知識を提供することで、講師やプログラムの信頼を築くことで、後に続く高額な商品やサービスへの関心を高めるための下地を作ります。
- 無料セミナーの進行中に、より高度なトレーニングやツール、個別指導などを含む高額なサービスが紹介されます。しばしばセミナー特別価格として提供されます。
- 「今だけ!」「席が残りわずか」などの言葉を使って、参加者に即時の行動を促します。参加者に冷静に考える時間を与えず、購入に踏み切らせます。
- 後追いマーケティングとして、後日フォローアップのメールや電話が行われ、購入に至らなかった参加者を再度説得し、販売の機会を増やします。
返金保証の提供
情報商材屋は返金保証を付けることで、顧客に対してリスクがないように感じさせることで、購入に対する抵抗感を減らすことを目的としています。
しかし、返金保証には一定の条件や制約があり、実際に利用しようとすると困難を伴うことが多いです。
一般的に用いられる返金保証の制約とは、
- 返金を申請するプロセスが複雑に設計されていて、実際に返金を受けることを困難にさせています。長いフォームの記入や不必要な文書の提出要求、複数の承認ステップを要することなどが挙げられます。
- 期間限定で「30日間」や「60日間」といった限定的な期間のみ提供されるものもあり、短期間で製品の有効性を評価し、必要なアクションを取ることが難しいことが多いです。
- 全額返金ではなく、部分返金のみを提供することがあります。これらは手数料や送料などが返金から除外されることが一般的です。このような制限は、消費者が期待する返金額と実際に受け取れる金額との間に大きな違いがあることを意味します。
- マーケティングの一環として強調されることで消費者を安心させることを目的としており、実際のところ返金を受けるためのハードルが高いことが多いです。
アフィリエイトが嫌われる理由
今まで情報商材屋について説明してきましたが、一緒くたにされアフィリエイトマーケティングが嫌われることが多くあります。
それは、情報商材と似たケースになっている場合があるからでしょう。
嫌われる要因は、
- 過剰なプロモーションをして、収益を最大化しようとする人がいることでスパムのように感じさせてしまいます。
- 信頼性の欠如。製品について正直でないレビューをして、消費者を騙すようなことをする。
- ステルスマーケティングをし、消費者に自分が紹介して利益を得ていることを開示しない場合があります。これは法律に違反することもあります。
- アフィリエイトリンクを踏ませることのみが目的となって、コンテンツが低下していて、消費者にとって価値のない記事になってしまっている。
- 詐欺に近い行為を行うアフィリエイトも存在し、実際には存在しない報酬を約束するものもあります。
アフィリエイト全てが悪ではない
アフィリエイトマーケティングは、上記のようなほぼ詐欺のようなやり方をしない方法をとれば、アフィリエイターは収益を得られ、消費者にとっても有益なものを得ることが出来ます。
ですので、自分でアフィリエイトで収益を得ようと考えた場合、情報商材などに頼らず、自分の好きなものや使っているもの、使用したサービスの紹介をすることで利益を得るようにしましょう。
まとめ
今回は情報商材屋の過去や手口をおおまかに紹介しました。
説明した内容の中に、過去自分が騙されかけた、騙された経験がある人もいるかもしれません。
彼らは、常にネットの最新情報を取り入れ、一番消費者が誘導できる方法を取っています。
騙されないためにはこちらも情報をアップデートしていくしかありません。
この記事を読んだことで、少しでも騙される人が減ってほしいと強く思います。
また、情報商材屋と一緒にしてアフィリエイトが嫌われる傾向がありますが、それは情報商材屋の手口を使いつつ、購入者の利益を考えてないことで発生していることも説明しました。
アフィリエイトとは本来、購入したおすすめの商品を視聴者に紹介し、それを購入してもらうことでwinwinな関係になることが目的であると考えます。
健全にアフィリエイトを行うことで、人を騙すことなく、クリーンな関係を築くこともできます。
この記事では情報商材屋について細かく説明し、アフィリエイトについては触りのみの説明でしたが、今後もアフィリエイトについて解説していきたいと思います。
皆様も情報商材屋に騙されることなく、副業ライフを楽しみましょう。
コメント