大相撲九州場所2023年。初心者の見方解説とチケットについて

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大相撲の11月場所である九州場所が11月12日の日曜日の朝から行われます!

大相撲の人気さは、『父親が休みの日に昼から相撲番組ばかり見る時期があった』という思い出を共感できることからも、一般の人からの人気は元々高かったと言えます。さらにNetflixサンクチュアリ聖域の影響もあり、若い人たちからの人気も増えてきていることでしょう。

こと筆者も相撲取りを見ると、「カッコいい!」と無意識に言ってしまうほど大相撲に魅了された1人です。

しかし、まず大相撲とはなんなのか、どのようにチケットを購入して、どのように大会を楽しむのかなど、今からでも間に合う大相撲入門編として使って頂けると幸いです。

大相撲の場所とは

日本相撲協会が主催する大会のことを言い、プロの力士たちが行う相撲です。
アマチュア相撲はスポーツとしての相撲であり、大相撲に参加するには日本相撲協会に所属しなければ参加することが出来ません。

日本には今2023年11月現在、44の相撲部屋に所属している約650名の力士たちが、大相撲でしのぎを削ります。親方のスカウト能力や現役時代の成績などによって所属している力士の数は異なり、1人しかいない相撲部屋も存在します。

本場所と呼ばれる大相撲は、年間6回行われており(1月、3月、5月、7月、9月、11月)15日間連続で行われ、力士は1日に1回相撲を取り、その勝ち数で優勝が決まります。
東京の両国国技館では1月、5月、9月、大阪では3月、名古屋では7月、九州では11月と、開催場所が決まっており、その都度部屋ごとで移動して大会に備えます。

番付と給与について

力士は、大相撲の結果から番付と呼ばれる順位付けがなされます。番付によって待遇は変わっていきますが、図の色が塗ってある十両より上の力士のことを関取と呼び、待遇が天と地ほどの差があり、この十両から基本給が支払われます。金額にして月額110万円、年額1320万円となっています。

しかし、十両以下の力士は全体の約90%を占めており、基本給を得ることの難しさがわかると思います。
力士には基本給とは別に場所手当という給与があり、序ノ口で年間42万円、序二段で年間48万円、三段目で年間60万円、幕下で年間90万となっております。これに追加で本場所ごとに勝利することで奨励金が支払われますが、優勝賞金で10万~50万程度となっており、高額なお金とは言えません。一日も早く十両以上の力士になるため日々の鍛錬にいそしんでいます。

また、関取からは給料が出るだけでなく、多くの待遇があります。下記に記します。

  • 取り組み数の違い(幕下以下は1場所につき7回だが、15日全て取り組み出来る)
  • 化粧まわしという派手な回しを付けて取り組み出来る
  • ちょんまげの結い方が変わる
  • 取組前に塩がまける(幕下以下はまけない)
  • 結婚ができる(幕下以下はできない。弟子入りする前に結婚していた場合別居することになる)
  • 相撲部屋の個室の使用が認められる
  • 相撲部屋内で食事や風呂を優先して使用できる
  • 幕下以下の力士が付き人となり就いてくれる
  • 力士として一人前と言われるようになる

結婚ができない理由としては、住み込みで稽古や上位力士の世話をしなくてはならないためですが、こんな厳しい環境の中で力士は狭き門である関取を目指しているのです。

番付は本場所ごとに勝ち越せば上がっていきます。勝ち越す限り上昇していき、関脇まではそのまま昇進できます。大関と横綱は大相撲の顔となっており、あがるためには高いハードルがあり現在は横綱が1名、大関が3名しかいません。横綱は照ノ富士、大関は貴景勝霧島豊昇龍となっております。

幕内以上とは

十両の上である前頭から幕内と呼ばれますが、番付表でも大きな文字で四股名が書かれたり、テレビの実況中継で放送されたりするのは、この幕内以上になります。

その定員はわずか42名です。ですが、月給は140万円であり、優勝賞金は1000万円と高額になっており、この前頭の中でも上から、前頭筆頭、前頭二枚目、前頭三枚目と続きます。また、東西と付きますが、東前頭四枚目と西前頭四枚目では、東の方が上になります。

チケットの購入方法

チケットはチケット大相撲という日本相撲協会公式販売サイトにて購入することが出来ます。

座席表は下のようになっており、九州場所の価格もすぐ下に載せております。

席名価格1人当たりの価格
たまり席全日程20,000円20,000円
2人マス席(S~C)28,000円~19,000円14,000円~9,500円
3人マス席(A~C)39,000円~24,000円19,500円~12,000円
4人マス席(S~C)56,000円~32,000円28,000円~16,000円
イス席(S~C)6,000円~2,000円6,000円~2,000円
車イス席(付添人)10,000円5,000円
企画チケット(様々な企画あり)52,000円~38,000円26,000円~19,000円
SからBに行くにつれて土俵より遠くなる

この他にも公式サイトからお得なチケットとして、オリオンビールを楽しめるものや親方と写真撮影が出来るもの、現地の売店で使えるクーポン券付きのチケットも販売されています。
チケットの買い方はどれも同じで、購入したい日付を選択して、座席の種類を選択することで購入することが出来ます。

チケットの値段は高いように見えるかもしれません。野球やサッカーでは6000円ほどで通常の席は買えてしまえます。

高い理由としては、観戦するお客様の認識がスポーツ観戦とは異なるからでしょう。芸能を見るという、いわゆる一種の宴会のようなものと感じている方も多いと思います。来ている方を見ていると、皆さんスポーツ観戦に来たという雰囲気ではないです。
また、朝の10時から夕方の6時まで堪能できるため、テレビで見るのとは全く違った感覚になるのでしょう。

ちなみに、2023年11月9日現在では、千秋楽(最終日)とその前日はもうすでに全席売り切れていますが、11月18日を除く日にちは少しだけチケットが余っているようです。

テレビ放送は

テレビ放送は12日の日曜日の午後15時からNHKにて行われます。内容としては十両以上の取り組みのみであり、午前中行われている幕下以下の取り組みは放送されていません。

もし、幕下以下の取り組みを見たい場合、BSテレビで朝8時半から放送されています。

また、NHKで放送された取り組みに関してはNHKの大相撲取り組み動画にて見逃しで見ることが可能です。

abemaなどのサブスクリプションでも放送されるようなので、自分の入っているサブスクリプションを確認してみましょう。

まとめ

大相撲について説明してきました。力士はたくさん稼げる職業というイメージがありましたが、稼げている力士は約650名の中の10%の数しかいませんでした。

さらに、十両(関取)まで上がらなければ結婚することすらできないという厳しい環境の中、関取になることを夢に見て親方のスカウトを受け相撲部屋に入門していくのでしょう。

そんなプロである力士の集大成である本場所を見ることで、少しでもファンになって応援する人が増えれば、さらに大相撲の世界が広がるのではないかと感じます。

2023年11月12日から始まる九州場所、ぜひ応援し、推しの力士を見つけましょう。

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