ジャンプで2020年8号から連載されているアンデッドアンラックがついにアニメ化されます!
筆者がとても好きな作品で、連載が始まってから息つく暇もないほど面白い作品です。
ジャンプの感想でも、「カルピス原液を薄めず提供している」と評されるほど1話ごとの内容が濃い作品でもあります。
そんなアンデッドアンラックがアニメ化する前に、どんな作品なのか、面白いのかなど可能な限りネタバレを含めず解説していきたいと思います!
アンデッドアンラックの世界観
アンデッドアンラックの世界観は、【否定者】と呼ばれる【神】が選んだ人たちと、【UMA】と呼ばれる【神】が生み出した世界のルールそのものである怪物たちが存在している世界です。
否定者とは
否定者とは、他のアニメでいうところの能力者であり、その名の通り「否定する者」であります。
何を否定しているかはそれぞれ異なります。
また、否定能力には自己対象か他対象か、強制発動型か任意発動型かの種類が存在し、皆その否定能力のデメリットを克服し、逆に利用して戦っています。
やはり能力バトルは燃えますね。今作品の否定能力は、他の漫画と比べても非常に使いづらそうなものが多く、能力発現時には不幸な事故が起きている人ばかりです。
その中で自分の能力に向き合い、真価を発揮し戦う姿はとても魅力的です。
今回は主人公2人のキャラクターの能力などを例に、能力の使いづらさなどを解説していきたいと思います。
アンディ=死の否定者(アンデッド)
自分の死ぬことを否定する能力で、死に直結するものを自分が受けた際にたちまち治ってしまいます。数万年生き続け、周りが死んでいく中、自分だけ死ぬことが出来ないという悩みを抱えています。
また、死ぬことが出来ないだけで痛みは伴うので、死ぬほどの痛みを受けて死ぬことが出来ないのは相当な苦痛だと思われます。
そんなアンディの戦い方は、体に死ぬほどの重傷を与え、それが治るときの反動や出血した血を用いて攻撃するというものです。
とても尋常ではない戦い方ですが、数万年生きてきたアンディならではの戦い方なのでしょう。
出雲風子=運の否定者(アンラック)
他者の運を否定する能力者で、風子に触れたものの運を否定し、そのものへの風子の好感度や触れていた時間などで規模が大きくなり、大きくなると簡単に人が亡くなってしまうような不運が対象を襲います。
好きな人に触れることもできず、触れた人に不幸をもたらしてしまうことで周りに迷惑をかけていると感じた風子は、作品開始時飛び降りようとしていました。
戦い方は相手に触れることで不運を発動させ攻撃するというもので、戦う際には死ぬことのないアンディを用いて不運を与えることが多いです。
この二人を解説しただけでもとても悲しいストーリーを予測出来てしまいますが、そんな中で生きている彼、彼女らの目標に向かって生きる姿は、とても魅力的で惹かれます。
UMAとは
【神】に生み出された怪物で、世界のルールそのものであり、とても強力です。
現象系と概念系があることがわかっています。
また、UMAはフェーズ1.2.3ととても強力になり、倒して消滅させてしまうと、そのルールごと世界からなくなってしまいます。
強力でありながら、世界の均衡のためにむやみに消滅させてはならないUMAの存在はとてもやっかいです。
まとめ
物語が進むにつれ、理解度が深まる否定能力について考えることや、本誌で能力開示する際にデカデカと表示される文字に興奮すること間違いなしです!
筆者は作画によっては今期の覇権になるのではないかとにらんでおります。
また、今回はスタート時点までの話を解説しましたが、これからアンデッドアンラックの記事も掲載していこうと思いますので、気になった方や本誌を読み終えた方など見に来ていただけたら幸いです。
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