なぜ空は青いのか、それは小さい頃みなさんが誰しも考えたことがあることだと思います。
学校の頃授業でやってきたことかなと思いますが、子供になぜと問いかけられたとき、なぜだったか思い出せないと子供に教えられません。
学ぶことの楽しさを伝えるためにも、この記事を読んで学んでいきましょう。
太陽光とは
太陽から地上に届く太陽光は、目に見える可視光と目に見えない紫外線と赤外光が含まれています。割合としては可視光が52%、熱として感じる赤外光は42%、紫外線は5~6%ととても少ない割合で含まれております。
太陽光は、後で説明する波長の長さによって色が異なりますが、全ての色を混ぜ合わせると色がなくなり、私たちの目には白色として存在しています。
空が青い理由
可視光線は下記のように380nm~780nmの長さによって色が異なります。
太陽からの光が地球に届く際、地球を覆う大気を通り抜けていきます。大気には光を散らばらせる性質があり、波長が短いほど強く散乱されます。
紫色は目に映るよりもっと上の空で拡散されるため、その次に短い波長である青色が私たちの目に映ります。なので空の色が青く見えるのです。
また、雲が白く見えるのは、空気に比べて大きな粒によって散乱することによって、全ての色の光が混ざり、白く見えるのです。
夕日の空が赤い理由
朝焼けや夕焼けで赤く見えますが、これは太陽光が差し込む角度に関係します。
朝や夕方は、地球から見て太陽が地平線近くの低い位置にあり、太陽光が地上に届くまでの距離が長くなるため、波長の長い赤色や橙色の光が多く残ることで赤く見えます。
紫色やピンク色の空はなぜ起こるのか
太陽が沈む際に、薄い雲が覆うことで空の上にある青や紫が散乱することで色が混ざり、紫色やピンク色の空になります。
台風の前後は、空気中に水蒸気が多いので、このような色になることが考えられます。
まとめ
誰もが考えたことのある空がなぜ青いのかという疑問ですが、光の波長の話になり、難しい話になってしまいました。
ですが、空の色を考えることで波長の長さを学ぶことが出来るため、物理的思考が身に着くきっかけになるかもしれません。
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