コウモリの駆除方法は?育ててもいいのか解説

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雑学
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皆さんはコウモリについてご存じですか?

コウモリはアニメや映画などで、吸血鬼とともに現れる存在であったり、怖さや不気味なもののイメージがあると思います。

コウモリが近くにいて個人で駆除していいのか捕まえて育ててもいいのか病気の危険性はないのかを解説していきたいと思います。

コウモリの生態

コウモリは、生物学的には脊椎動物亜門乳鋼コウモリ科であり、鳥類ではなく哺乳類です。哺乳類の特徴である、卵ではなく直接子を産み、母乳で育てる生き物です。

鳥と同じように翼で空を飛べる哺乳類はコウモリだけです。ですがクチバシはなく、翼は羽で覆われているわけではなく、伸縮性のある被膜で覆われています。

モモンガやムササビも被膜はありますが、滑空飛行を行うため、それを使って空を飛ぶことは出来ません。

日本では、35種類のコウモリが存在していますが、その中でも家の天井裏や部屋の隙間にいるものはアブラコウモリと呼ばれる種類です。

コウモリの役割と食事

コウモリの大半は虫を食べますが、害虫を主に食べてくれます。また、果物を食べますが、同時に木や果物の受粉を手伝ったりします。なので、人知れず人の生活を助けている生き物だと言えます。

コウモリは飼育できるか

フルーツコウモリと呼ばれるものは一番飼育に適していますが、手に入れるのは難しく、初期費用だけで8万円ほどかかってしまいます。

日本に多くいるアブラコウモリはどうでしょうか。こちらは保護動物に指定されており、もし捕まえてきたものでも保健所や自然保護課に確認を取ってから飼育を始める必要があります。

基本的には保護期間は1ヶ月であり、上記の承認なしに飼育してしまうと、鳥獣保護管理法に違反することになり、1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金が科せられてしまいます。

コウモリの危険性

野生のコウモリは、非常にたくさんの病原菌が付着しており、素手で触ってしまうと感染症アレルギーなどを引き起こすリスクになってしまいます。

また、病原菌だけでなくノミやダニなどの虫も付着しており、布団やソファに発生するお知れもあります。

それだけでなく、羽音が騒音レベルであり、夜が活動時間であるため睡眠を妨害され、フンも臭いが強烈で大量の病原菌が含まれ、そのフン目当てに害虫が寄ってくることもあるため、生活環境に多大な影響を及ぼします。

家庭での駆除方法

個人で捕まえることは、感染症の危険もあるため、基本的には業者に頼むのが一番の解決法です。

家庭でできる駆除方法は、家から追い出すことです。

コウモリのいる場所を特定し、家の中にいるコウモリをスプレーなどで追い出し、コウモリの巣を掃除・除菌し、コウモリの侵入口になっている場所をふさいで、二度と入ってこられないようにすることです。

2cmの隙間があれば入ってくる危険があるため、ガムテープやネットなどでふさぎましょう。

まとめ

コウモリは、害虫駆除をしてくれ、受粉の手伝いをしたり、人の生活に役立つことが多いですが、病原菌の多さやフン害などもあります。

家で見つけた場合は、捕まえることも倒すことも禁止であるため、追い出すことを目的にすることが重要です。

また、自信がなければ業者にお願いすることが重要です。

もし見つけた場合は、感染症に気を付けて対応して下さい。

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